死んでから見つけてください

まだ生きてるけど

最悪世界!世界

高級店が立ち並ぶ通りにあるクラブに行った。流石に民度があると思ってたけど普通に泣いた。グロすぎる。友達に乗せられて入ったことを後悔している。音うるさいし、裸に近いねーちゃんが踊り狂っている。そこまではいいとして、その場にいる男たちの醜いことよ 人間の形をした化け物に近い。ここって音楽楽しむ場所と思っていたわたしが間違いでした?一人で家で聞くことにします…泣。ぎゅうぎゅうのフロアで全員が全員の品定めをしている。顔も姿も確認していないくせに、手を伸ばしたところに存在していただけのわたしに触る。知らん韓国人がベタベタと触ってきて泣いた。ヤレるわけないだろ。馬鹿がよ…。友達は「財布は置いていけ、お酒なんていくらでも飲める」と言った。自分しか信用していないため、財布はコインロッカーにいれなかった。中身がなくなったりはしなかったし、お酒も無限に飲めた。この人と友達でいるには、この場を耐えないといけないのか…って思い、無理矢理酒を飲んで気を紛らした。人生で一番泥酔した。カミカゼが美味しかった。マジでわたしを救ってほしい。カミカゼを飲んでも誰も救われない空間。地獄のようだ…。少し気を許したら顔を近づけられ、手から腕へ、首へ、誰でも良いのって今だけだろうに、そんな刹那的に生きることの何が楽しいの?でも裸同然で踊っているお姉ちゃんの良い人間さたるや。他の人間がカスすぎて相対的に良く見えているだけの可能性もあるが、面も良くておっぱいでかくて、性格もいいってなんなんだよ。男みんなカス。お前ら、男であることの加害生を理解して生きろよ。男で生まれてしまった以上、他の男が作った罪も、無自覚に背負わされる。女も然りだが…。人間って気の毒だ。人間として生まれてしまった以上加害者である。みんなこんな世の中を生きているの?こんな地獄のような空間に、わざわざ足を運ぶ女が存在しているの?会話した女、みんなわたしより年上だった。今日ハズレだよ〜って、足の長い女に言われた。誰もお前の当たり外れの基準の中生きてねえよ。ハズレと思う基準値あるなら帰れよ。ていうか帰ろうよ。こんなとこさ…最悪な空間…もう外に出たくない…。嫌すぎて友達を置いてクラブを出た。世界嫌すぎて都会の道路で泣いた。彼氏に会いたかったけど真夜中だし遠いし会えない。助けてくれない。自分しか自分を助けられないんだ…ってちゃんと初めて思った。

レモンサワーを片手に持った男が隣に座ってきて、かわいいねとか言ってきた。え、誰?しんどすぎて眠たくて、カラオケ入ったらそいつもついてきたけど泥酔状態で断れず、いろんなところ触ってくるし、頭が働いてない人間にこんなことして楽しいの?ていうか誰!?マジで誰!?こんなぽっと出の男がわたしを触って良いと思っている?ていうかお前の人生においても、私もぽっと出だろうが!わずかに残る理性を片手に脱走、ほんとに帰るの?と言われ帰るに決まってるだろ?どうしてそんなこと言えるの?と悲しくなったよ ほんとに誰でも良いんだね ここまで傷つけて置いて、その無自覚さ。うんざりして、誰でも良いんだね気の毒だねと声に出した。お前みたいなのがのうのうと生きていることに悲しくなるよと、おそらく言った。レモンサワーを奪い頭からかけた 私も加害者

携帯も電池なくて、また道のど真ん中でシクシクしているとまた知らない男が声かけてきて、事情を話したらモバイルバッテリーを貸してくれて、マックでコーヒーを奢ってくれた。判断能力が鈍っており、感謝の気持ちがキャパオーバーしてこんな人間もいるのか!と、感動。良い人。財布から10000円取り出してあげてしまった。普通はこんなこと絶対しないけど。帰りの電車で10000円あげたことに後悔しながらもあの人がいなかったらもっと最悪な未来になっていただろうと思い。これから自分のことは自分で絶対絶対どうにかする助ける。という決意をして、あれは社会勉強費用だと思うことにした。1日すぎたあたりで知らない番号から電話がかかってきた。なんと10000円あげた人からだった。私はなんと酔っ払いながら自分の電話番号を暗唱していたらしい(馬鹿なのか?)。ありがとう、家にはちゃんと帰れた?という内容だった。10000円を思い出して若干後悔したが、マジで律儀にありがとうという感じ。あの知らない男もまさか10000円貰えるなんて思ってなかっただろう。でもお前のおかげで家にも帰れたしもういいよ…世界は最悪な人間に溢れているが、お前はそのまま変わらず、道でくたばっている人間に手を差し伸べる人間であれ。よかったね、名前も知らないけど電話番号だけ知っている男…